Winds!芸艸堂 店長ブログ

京都の芸艸堂(うんそうどう)、熟練の手技と美の凝縮「手摺木版画の世界」をご案内
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芸艸堂 版木蔵紹介

今日も暑いですね。

本日は今まで半日しか保育園へ預けたことがなかった娘を

初めて朝から預けて、大丈夫かなとドキドキしております。

日本でも海外でも、どこでもマイペースに楽しむ子なのできっと大丈夫...なはず!



さて、本日は芸艸堂の版木蔵をご紹介します拍手

3月に芸艸堂京都本店へ伺った際に写真におさめてまいりました。



芸艸堂 版木蔵



見てくださいこの量!これはほんの一部。

二階建ての版木蔵にあの素敵な木版画の版木もあるんです!



明治24(1891)年に、木版摺技法による美術出版社として、

京都で創業した芸艸堂。

版木蔵におさめられている版木は古いもので江戸末期のもの。

芸艸堂創業から、長い年月をかけて積まれていったのです。



芸艸堂 版木蔵



その数はなんと数万枚

2階建ての版木蔵にびっしりとおさめられた版木たち。

社長の山田さんでさえ、正確な枚数は把握できていないとのこと。

しかも、どんな図柄が彫られているのか、見たことのない版木もたくさんあるんだそうです。



芸艸堂 版木蔵 神坂雪佳



皆様に大変ご好評いただいております、

神坂雪佳の「狗児」「吉野」ももちろんあります。



芸艸堂 版木蔵 伊藤若冲



伊藤若冲も...

素晴らしい作品がたくさん残されているこの芸艸堂版木蔵。



版木は堅くて粘りがあり細やかな彫りに適した、

また多くの枚数を刷ることができる桜の木がほとんどでした。

しかし今では合板のものが増えているとのこと。

今はビニールテープでくくっていた版木たちですが、

画像でもわかるかと思いますが、昔は縄でくくっています。



時代の流れですね。





時代の流れといえば、見ていただきたいのがこちら。



芸艸堂 版木蔵



なんだか見づらくて大変恐縮なのですが...T_T

この版木を包んでいる新聞。

この新聞を見ると、明治から今に至る時間の流れを感じることができます。



見るからに古びた新聞。

レトロな文字が見受けられますね。

そして新聞左上には「マツダランプ」の文字。



ということは。。。

ちょっと調べてみよう。



えーと、

日本では、東京電気がGEのものをライセンスして、

明治44(1911)年に発売したというマツダランプ。

その後、東京電気は昭和14(1939)年に、芝浦製作所と合併し、東京芝浦電気(現・東芝)となったが、その後もブランド名は変わらず販売された。



あ、ちなみに自動車のマツダとは関係ないんですね。

アメリカのメーカーだそうです。



話はちょっと脱線しましたが、かなり古い新聞ということがわかります。



そしてこんなものも。



芸艸堂 版木蔵



またぶれて見づらくて申し訳ありません!;_;



こちらは戦中の新聞です。

しかも日出新聞となっていますね。

京都の方はご存知かもしれませんが、日出新聞とは今の京都新聞のことです。

1942年の戦時報道統制により、合併して京都新聞となるまでの新聞なんです。



本当にこの芸艸堂版木蔵は、いろんな意味でお宝で溢れています。

まるで異空間のような世界でした。





版木蔵についてお伝えしたいことはまだあるんですが、

伝えたいことを必死で書いていたらあまりに長くなってしまったので

今日はこの辺で^^
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芸艸堂にて『木版画 源氏物語展』開催中!

京都の芸艸堂2階ギャラリーにて、『木版画 源氏物語展』開催中です!

今年は源氏物語千年紀ということで、夏には『源氏物語絵巻』の木版画の

試し摺りが芸艸堂にて行われました。

源氏物語に関連する展示を行っておりますので、是非お運びください。



『木版画 源氏物語展』 於:芸艸堂2Fギャラリー



場所:京都芸艸堂本店2Fギャラリー

時間:9:00〜17:30

閉廊:土、日、祭日

料金:無料

主催:版元 芸艸堂

交通:京都市営地下鉄「京都市役所前駅」下車

   ゼスト御池?番出口より徒歩約1分
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芸艸堂の若旦那、流暢な京都弁でオンエア!?

更新さぼっているうちに、もう紫陽花の季節を迎えてしまいました。

そうそう、雪佳さんの紫陽花がとってもステキです!

WEBでは表現しにくいのですが、金(ゴールド)が葉脈とかに上手く使われてて

憂鬱な雨の日も気分を明るくしてくれるような作品です…。



神坂雪佳木版画「紫陽花」



さてさて、ちょっとお蔵出し話題なのですが、芸艸堂の若旦那がKBS京都の

ラジオトーク番組に出演した時の実況版をご紹介。

 ぽっどきゃすと【芸艸堂】

芸艸堂たるや、どんなお店(会社)かがお分かりいただけるかと。ポッ

 

ついでに顔もバラしちゃいましょう!イヒヒ

 きょうのいっぴん【芸艸堂】:まさにマリィの京都生活

ふふ〜ん、なかなかの雰囲気を醸し出しておいでです…。



京都生活でも通販やってますが、ご注文はWinds!芸艸堂でお願いしますねー。ラブ








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一年振りの芸艸堂

行って来ましたぁ〜ラブラブ京都の芸艸堂♪

京都はすごく暑かった!上着なしでも平気で歩けるくらいでした。

桜もちらほら咲いていて、

「今年は入学式に間に合わへんうちに散ってしまうかも知れませんねぇ。」

と残念そうな吉井さんでした。



その吉井さんの運転で、芸艸堂のお抱え摺師の一人市村氏のお宅に取材に伺いました。

その様子は、またサイトのほうやブログで少しずつお伝えしますネ。

昔とちっとも変わらない川端通りや東山界隈・・・。

30余年ほど前、13年間京都に暮らしていましたが、桜の見処が至る所にあり

それぞれが違った趣で、やっぱり京都は素晴しい。拍手



そんな京都の桜が、たくさんみごとな木版画に姿を変えています。

芸艸堂の二階にあるギャラリーも桜づくしでした。桜桜桜

京都にお住まいの方や、観光で京都へ行かれる方は、是非覗いてみてください。

桜の木版画いろいろ

上段左から

 「八重桜」 河原崎奨堂 筆/彫師 長島道夫/摺師 竹中清八

 「桜(染井吉野)」 河原崎奨堂 筆/彫師 長島道夫/摺師 竹中清八

 「山桜」 河原崎奨堂 筆/彫師 長島道夫/摺師 吉田秀男

下段左から

 「しだれざくら」 葛原輝 筆/彫師 長島道夫/摺師 竹中清八

 「桜」 河原崎奨堂 筆/彫師 長島道夫/摺師 吉田秀男

 「桜草」 葛原輝 筆/彫師 長島道夫/摺師 新味三郎



この他にも新版画作家の大作「墨染めの桜」等、見ごたえある作品も多々あります。



神坂雪佳筆「吉野」



これは、お馴染みの神坂雪佳の作品「吉野」です。

ぼかしの中に、丹念に彫られた小さな桜の花びらが白く浮かび上がり、

シンプルでいてとても深みのある作品です。



原画を描く絵師の意をそのままに、彫師と摺師が心をひとつにして完成する作品には、

印刷では得られない温かみが感じられます。

版木は同じでも、一枚一枚を摺師の手によって色を調合し、色を載せ、

そして何度も何度も摺り込んで仕上げられる木版画。

その一枚はそれぞれがオリジナルであり、ふたつとして同じ物は有り得ません。

文部大臣認定摺師・市村守氏

今回、実際に摺られる様子を目の当たりにして、プロの手わざの美しさと

魂心込もった後姿に感動を覚えました。

バレンはあんなにゆっくり擦るものなのかと。

そして、力を入れてるように見えないのにかなりの力が加わってるんだと。

(これは実際に摺らせてもらって初めて分かった事ですたらーっ

知らなかった世界に一歩足を踏み入れて、また木版画の素晴しさと奥の深さを

垣間見た店長メでした。

益々心引かれてしまいます・・・。



ちょうど一年振りの京都芸艸堂は、葛飾北斎の木版画グリーティングカードや

ぽち袋などもお目見えして、ちょっと賑やかになっておりました。

北斎のカードと雪佳の海路シリーズカードは、4枚セットの額装になっています。

こちらも随時お買い求めいただけるようにしますのでお楽しみに。ラッキー



Winds!芸艸堂ホームページへ"

※ホームページはこちらのバナーから

※ご注文はお電話でもお気軽にどうぞ♪

 TEL:0575-62-0039 Winds!芸艸堂店長 岡本まで

 対応時間:平日9:00〜17:30
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芸艸堂の木版画製作者紹介

芸艸堂は、明治24年(1891年)に京都寺町二条に「山田芸艸堂」として図案画譜出版をはじめました。

それ以来、木版画に無くてはならない存在の、お抱え彫師さんや摺師さんたちとともに歩み、今では日本で唯一となった木版摺和装本の出版や日本古来の伝統的木版摺技法の美術木版画を制作しています。

その優秀な彫師さんや摺師さんたちのご紹介です。



芸艸堂の木版画には、摺った和紙の端に芸艸堂の版元名と摺師さんや彫師さんの名前が入っています。

木版画をご購入の際には、これが品質保証にもなりますね。

芸艸堂の木版画には必ずこれが入りますから、目印にしてください。

「名入り」は木版画のステータス



●彫 師(ほりし)



 ・文寿礼三(もんじゅ れいぞう)

大正4年(1915)京都生れ。15歳より彫刻の道に入りました。

昭和54年京都府伝統産業優秀技術者として知事表彰を受けました。



 ・長島道男(ながしま みちお)

大正4年(1915)生れ。父 鬼一のもとで修業をしました。

江戸期より続く家業を継ぐ、生粋の江戸っ子です。



 ・大倉半兵衛(おおくら はんべい)

大正9年(1920)生れ。江戸彫刻師の正統を次ぐ名人です。

現代版画彫刻の大家として、多くの優れた弟子を育ててきました。





●摺 師(すりし)



 ・新味三郎(しんみ さぶろう)

大正元年(1912)生れ。17歳で、叔父の木版画工房に入門しました。

以来65年余摺師一筋で、東京都優秀技能者の表彰を受け、墨田区の無形文化財となりました。



 ・椙本喜一(すぎもと きいち)

昭和5年(1930)生れ。父 申次郎の木版画摺師を継ぎました。

正確な摺り、絶妙の手技で京都木版画界にて重きをなしています。



 ・竹中清八(たけなか せいはち)

昭和10年(1935)生れ。父 三朗について修業をしました。

信頼のおける丹念な仕事ぶりが定評で、文化庁指定浮世絵彫摺保存協会役員です。



※このほかにも、京都には20名ほどの摺師さんがいらっしゃいます。



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