おはようございます。
雨続きで洗濯物が乾かないのでテンションが下がり気味の城島です。
さてさて、先日もブログで触れた通り、加藤晃秀の木版画をアップするために
毎日作業に追われていたのですが、ついにアップいたしました☆
紹介ページも完成です。
>>加藤晃秀 紹介ページはこちら
今回アップした木版画は9点。
春夏秋冬それぞれの季節の版画を見ることができます^^
その中からいくつかご紹介。

加藤晃英「桜の譜」
春といえば桜。
城島的には染井吉野が乙女なら、枝垂桜は大人の女性というように感じるのですが、
この作品に描かれる枝垂桜はまさに艶やかな京といった雰囲気。
舞妓さんや芸妓さんが近くにいそうな感じがします。
柔らかな桜色が美しいこの作品、桜だけだとぼやけてしまうところを、
柵(ごめんなさい、正式な名称はわかりません...)の朱色と黒で
全体を引き締めてくれています。
そして見ていただきたいのがこちら。
桜の花びらの描き方です。
これは写真でみるのと実際に見るのでは全然違います。
この作品を見た時、綺麗さに感動して泣きそうでした。
わたくし城島、美しいものとかきれいなものを見ると、泣きそうになるのです。
レ・ミゼラブルのミュージカルをロンドンで見た時も素晴らしすぎて大泣きしました。
あ、話がそれましたが、この桜の花びらがとっっっても素敵なんです!
白、薄ピンク、ピンクの3色で表現されているんですが、これって木版画なの?!と思わされます。
もうじーーーーっと見入ってしまうんです。
部屋に飾ったら、数時間その前から離れないと思います(笑)
加藤晃秀の他の作品もそうですが、ついつい見とれてしまう、というか
ついついじっくり見てしまう作品ばかりです。
次はこちら。

加藤晃秀「花傘ろーじ」
京都の家やお店って、こういった路地の奥に入り口があるところが結構ありますよね。
そんな路地からの視点が斬新。
斬新だけど、これぞ京の景色。京都だからこそ見ることのできる景色ですよね。
奥の通りにはこれまた日本情緒あふれる蛇の目の花傘。
ここでも絵を印象付けるのは路地の壁の黒。
そうなんです。加藤晃秀って黒の使い方が本当に素晴らしい。
絵を引き締めるだけでなく、この黒のおかげで京の品が現れます。
そして加藤晃秀の作品の特徴の一つでもあるのが
「線」です。
すっと描かれる直線が印象的で、これまた京の品を強調しています。
個人的に大好きな加藤晃秀作品を大プッシュなので(笑)、また他の作品もご紹介いたしますね^^
また、まだまだアップしていない作品も多々ございます。
順次アップしていきますので乞うご期待!
>>【木版画】加藤晃秀「桜の譜」商品ページはこちら
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